「最近、むせることが増えた」と感じることはありませんか?

  • お茶を飲むとよくむせる。
  • 食事に時間がかかるようになった。

そんな変化はありませんか?

高齢になると、飲み込むための身体の働きが少しずつ変化し、食べ物や飲み物を飲み込みにくくなることがあります。

高齢になると飲み込みにくくなる理由

飲み込みには、舌や喉の筋肉が働いています。

年齢を重ねると、これらの筋力が少しずつ弱くなり、飲み込む力も低下することがあります。

また、口の中が乾きやすくなったり、歯や入れ歯の状態が変わったりすることも、飲み込みにくさにつながる場合があります。

ご家族だから気付ける変化があります

例えば、

  • 食事に時間がかかる
  • 水やお茶でむせる
  • 何度も飲み込んでいる
  • 食べる量が減った
  • 体重が減ってきた

こうした変化は、毎日一緒に過ごすご家族だからこそ気付きやすいものです。

今日からできる工夫

飲み込みにくさを感じたら、まずは食事を急がせないことが大切です。

一口を少なめにし、飲み込んだことを確認してから次の一口へ進みましょう。

また、姿勢を整えて食事をすることも、飲み込みやすさにつながることがあります。

自己判断だけで食事を変えないように

  • むせるから。

という理由だけで、食事を細かく刻んだり、とろみを濃くしたりすることが、必ずしも良いとは限りません。

飲み込みやすい食事は、その方の状態によって異なります。

気になる場合は、かかりつけ医や歯科医師、言語聴覚士などへ相談しましょう。

こんなときは早めに相談しましょう

  • 食事のたびにむせる
  • 食べる量が減った
  • 体重が減ってきた
  • 発熱や咳を繰り返す

このような変化が続く場合は、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。

まとめ

高齢になると、筋力や口の中の変化などによって、飲み込みにくくなることがあります。

「年齢だから仕方ない。」と思わず、毎日の小さな変化に気付くことが大切です。

ご家族が早めに気付き、必要に応じて専門職へ相談することで、安心して食事を続けられることにつながります。

飲み込みにくさは、年齢だけでなく病気が原因となることもあります。気になる変化が続く場合は、早めに専門職へ相談しましょう。

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参考・出典:一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「嚥下」