「少しふらつくようになった」と感じる?

「最近、少しふらつくようになった」と感じることはありませんか?

今まで元気に歩いていたのに、

  • 最近つまずくことが増えた。
  • 歩くのがゆっくりになった。

と感じることはありませんか?

ご家族としては、

  • 転んでしまわないかな。
  • 転んで骨折したらどうしよう。

と心配になることも少なくありません。

高齢者は、一度転倒すると骨折につながることがあります。

骨折をきっかけに入院や介護が必要になるケースもあるため、転倒予防はとても大切です。

実は、高齢になると転びやすくなるのには、いくつか理由があります。

理由① 筋力が少しずつ低下します

年齢を重ねると、足の筋力は少しずつ低下していきます。

すると、立ち上がることや、長い距離を歩くことが以前より大変になります。

疲れやすくなることも、転倒につながる原因の一つです。

理由② バランスを保つ力が変化します

私たちは、無意識のうちに体のバランスを取りながら歩いています。

高齢になると、その働きが少しずつ変化することがあります。

そのため、少しの段差や方向転換でも、ふらつきやすくなることがあります。

理由③ 足が上がりにくくなることがあります

以前なら気にならなかった段差でも、足が十分に上がらず、つまずいてしまうことがあります。

カーペットの端や敷居など、家の中にも転びやすい場所は意外とあります。

理由④ 見え方が変わることもあります

視力の低下や、暗い場所で見えにくくなることも、転倒の原因になります。

特に夜間は、足元が見えにくくなるため注意が必要です。

理由⑤ お薬や体調が影響することもあります

お薬の種類によっては、ふらつきや眠気が出ることがあります。

急に転びやすくなったと感じたときは、主治医へ相談することも大切です。

急がせないことも転倒予防になります

  • 早く行こう。

と急ぐと、転倒の危険が高くなります。

ご本人の歩く速さに合わせて、ゆっくり歩くことも大切です。

家の中を歩きやすくしましょう

転倒は外出中だけでなく、自宅の廊下やトイレ、寝室など、慣れた場所でも起こります。

例えば、

  • 床に物を置かない
  • 電気コードを整理する
  • めくれやすいマットを見直す
  • 夜は足元を明るくする

など、少し環境を整えるだけでも、転倒予防につながります。

「転ばないように」より「一緒にゆっくり」

  • 危ないよ!

と声を掛けるより、

  • ゆっくり行こう。
  • ここに段差があるね。

そんな声掛けの方が、安心して歩きやすいこともあります。

靴や衣類も見直してみましょう

例えば、

  • かかとが固定される靴
  • 裾が長すぎないズボン
  • 動きやすい衣類

などは、歩きやすさにつながります。

  • 最近、ズボンの裾を踏んでいることがある。

そんな小さな変化も、衣類を見直すきっかけになります。

少しずつ体を動かしてみましょう

転倒を防ぐためには、筋力やバランスを保つことも大切です。

難しい運動をする必要はありません。

例えば、

  • 毎日少し散歩する
  • ラジオ体操をする
  • 椅子からゆっくり立ち座りを繰り返す
  • 家事を続ける

など、無理のない範囲で体を動かす習慣を続けることが、転倒予防につながります。

急に激しい運動を始める必要はありません。

ご本人の体調に合わせて続けることが大切です。

ご家族だから気付けることがあります

例えば、

  • 以前より歩く速度が遅くなった
  • 手すりにつかまることが増えた
  • 立ち上がるのに時間がかかるようになった
  • 何もないところでつまずくようになった

こうした変化は、毎日接しているご家族だからこそ気付きやすいことです。

  • 年齢のせいかな。

と思っても、変化が続くようであれば、主治医や理学療法士・作業療法士へ相談してみましょう。

こんなときは早めに相談しましょう

  • 転倒したことがある
  • 急に歩き方が変わった
  • 何度もつまずくようになった
  • 立ちくらみが続く

こうした場合は、病気やお薬の影響が隠れていることもあります。

早めに医療機関へ相談しましょう。

衣類で迷ったら、せたがや介護へ

歩きやすい衣類は、毎日の生活を支えてくれます。

例えば、裾が長すぎるズボンや、動きにくい衣類は、転倒の原因になることがあります。

ご本人が安心して歩ける衣類を選ぶことも、毎日の転倒予防につながります。

せたがや介護では、

  • ご本人のお身体の状態
  • 歩きやすさ
  • 着替えやすさ
  • 毎日の過ごしやすさ

などを伺いながら、その方に合った介護衣類をご提案しています。

お気軽にご相談ください。

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まとめ

高齢になると、筋力やバランス感覚、見え方など、体は少しずつ変化していきます。

そのため、若い頃には気にならなかった段差や、裾の長いズボンなどが、転倒につながることもあります。

毎日の生活の中で、ご本人の歩く様子を少し気に掛け、歩きやすい環境や衣類を整えることも、大切な転倒予防になります。

  • 最近少し歩き方が変わったかな。

そんな小さな気付きが、ご本人の安心につながります。

※本記事は2026年7月時点の一般的な考え方をもとに作成しています。急な歩行の変化や繰り返す転倒がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。

参考・出典:消費者庁「高齢者の事故を防ぐために」、厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(高齢者版)」