片手ではタオルは絞れないと思っていませんか?

脳卒中などによる片麻痺や、ケガなどで片手が使いにくくなると、

  • タオルが絞れない。

というお悩みが出てくることがあります。

毎日の生活の中では小さなことかもしれませんが、タオルや雑巾を絞ることが難しくなると、不便に感じる場面は少なくありません。

そこで今回は、当店で勤務している作業療法士から教わった工夫をご紹介します。

手すりや蛇口を利用すると片手でも絞れます

方法はとても簡単です。

タオルを手すりや蛇口などに巻き付けて固定し、もう一方の手でひねるように引っ張ります。

手すりにタオルを巻き付けて固定し、片手でひねるように引っ張って絞っている様子

このように固定することで、片手だけでもタオルを絞りやすくなることがあります。

ご家庭でも、

  • キッチンの蛇口
  • 洗面台の蛇口
  • しっかり固定された手すり

などで応用できる場合があります。

「できない」が「できる」に変わる

作業療法では、「できなくなったことを諦める」のではなく、

工夫によってできる方法を見つける

という考え方を大切にしています。

少しやり方を変えるだけで、ご自身でできることが増える場合があります。

その積み重ねが、自信につながることも少なくありません。

無理をせず、安全を優先しましょう

この方法は、手すりや蛇口などがしっかり固定されていることが前提です。

ぐらつく場所では行わず、転倒やケガに十分注意してください。

また、お身体の状態によって適した方法は異なります。

痛みがある場合や難しい場合は、無理をせず担当の作業療法士・理学療法士へ相談しましょう。

介護には「ちょっとした工夫」がたくさん

介護やリハビリでは、

  • こんな方法があったんだ。

という工夫が数多くあります。

せたがや介護では、理学療法士・作業療法士から教わった生活の工夫も、このコラムで少しずつご紹介していきます。

毎日の暮らしが少しでも楽になるヒントとして、お役立ていただければ嬉しいです。

さいごに

このような「ちょっとした工夫」は、タオルを絞るだけでなく、着替えや食事、入浴など、日常生活のさまざまな場面にもあります。

せたがや介護では、理学療法士・作業療法士と連携しながら、生活に役立つ工夫や、その方に合った介護用品・介護衣類の選び方もお伝えしています。

お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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※この記事でご紹介した方法は一例です。お身体の状態によって適した方法は異なりますので、安全に配慮しながら行ってください。