ズボンが上げにくくなっていませんか?

  • 最近、ズボンを上げるのに時間がかかる。
  • おしりのところで止まってしまう。
  • 前は一人でできていたのに、最後だけ手伝いが必要になった。

そんなお悩みはありませんか?

歩くことはできても、ズボンの上げ下ろしが難しくなることで、トイレに介助が必要になる場合があります。

ご家族としては、

  • 歩けるのに、どうしてズボンだけ上げられないのだろう。

と不思議に感じることもあるかもしれません。

実は、ズボンを上げる動作には、腕や手の力だけでなく、姿勢を保つ力や身体を動かす柔軟性など、いくつもの動きが必要です。

トイレの自立は、生活の自由につながります

「自分でトイレへ行けること」は、毎日の生活の中でとても大切なことの一つです。

自分のタイミングでトイレへ行けることは、

  • 外出しやすくなる
  • 家族や介護する方へ気兼ねなく過ごせる
  • 自分でできるという自信につながる

など、毎日の生活の質(QOL)にも大きく関わります。

トイレは、誰かに代わってもらいたいことではなく、できれば自分で続けたいと思う方が多い動作です。

だからこそ、ズボンの上げ下ろしを含め、「自分でできること」を支える工夫には大きな意味があります。

ズボンの上げ下ろしが難しくなる理由

ズボンが上げにくくなる原因は一つではありません。

例えば、

  • 握力が弱くなった
  • 肩や腕が動かしにくくなった
  • 身体をひねり、後ろまで手を回しにくくなった
  • バランスを取りながら立つことが難しくなった
  • ズボンがおしりの部分で引っ掛かる

といった理由が考えられます。

ズボンを上げるときは、立った姿勢を保ちながら生地をつかみ、前だけでなく、おしりの後ろまで引き上げなければなりません。

いくつもの動作を同時に行うため、歩くことができていても、ズボンを最後まで上げることが難しくなる場合があります。

ズボンの上げ下ろしも、大切な動作です

歩けるのに、ズボンだけが上げられない。このような理由で、トイレ介助が必要になる場合もあります。

トイレ介助が必要になると、ご本人もご家族も生活が変わることがあります。

例えば、外出先のトイレを心配したり、介助をお願いできる時間に合わせたりする場面が増えることがあります。

トイレまで歩くことや便座へ座ることができても、ズボンを上げる最後の動作だけを手伝っているご家庭もあります。

すべてができないのではなく、難しい動作だけに支援が必要な場合もあるのです。

衣類を工夫するという方法もあります

リハビリによって身体の機能を維持・改善することはとても大切です。

一方で、衣類を工夫することも、自立した生活を支える方法の一つです。

例えば、

  • 引き上げやすいウエスト
  • おしり部分が引っ掛かりにくい素材
  • 少ない力でも引き上げやすい設計

などのズボンは、ズボンの上げ下ろしの負担を減らせる場合があります。

ただし、単に大きなサイズを選べばよいとは限りません。

大きすぎるズボンはずり落ちたり、裾を踏んだりする可能性もあるため、ご本人の体型や動きに合ったものを選ぶことが大切です。

引き上げやすいおすすめのズボン

「できる」を支える衣類もあります

介護衣類は、着替えを楽にするためだけのものではありません。

「自分でできること」を支えるための衣類でもあります。

ズボンを替えたことで、

  • 前よりも自分で上げやすくなった。
  • 手伝う場面が減った。

そんなお声をいただくこともあります。

もちろん、すべての方に当てはまるわけではありません。お身体の状態によっては、衣類を替えても介助が必要なことがあります。

それでも、衣類の工夫によって「自分でできる」が続くことは、ご本人の自信や、トイレでの自立を支えることにつながります。

それは、ご本人らしい毎日を大切にすることにもつながるのではないでしょうか。

お困りの際はお気軽にご相談ください

  • 最近、ズボンが上げにくそう。
  • トイレまでは歩けるけれど、ズボンだけ手伝っている。
  • 自分でできることを、できるだけ続けてほしい。

そんなときは、お気軽にご相談ください。

せたがや介護では、

  • ご本人のお身体の状態
  • 普段のトイレの様子
  • ズボンのどの部分で引っ掛かるのか
  • お好みの色やデザイン

などを伺いながら、ご本人に合った衣類選びをお手伝いしています。

LINEで気軽に相談する

※この記事は、一般的な衣類選びの考え方をご紹介しています。お身体の状態によって適した衣類は異なります。ズボンの上げ下ろしが急に難しくなった場合や、痛み・ふらつきなどがある場合は、担当の理学療法士・作業療法士・ケアマネジャー・主治医などにもご相談ください。