家の中だから大丈夫と思っていませんか?

毎年夏になると、熱中症のニュースを目にします。

その中には、「自宅で熱中症になった」という高齢者の方も少なくありません。

ご家族としては、

  • 家にいるのに、どうして熱中症になるの?

と思われることもあるでしょう。

実は、高齢になると若い頃とは体の働きが少しずつ変わるため、熱中症になりやすくなると言われています。

熱中症になると

  • めまい
  • ふらつき
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 意識がぼんやりする

などの症状が現れることがあります。

重症になると命に関わることもあるため、早めの予防が大切です。

理由① 暑さを感じにくくなることがあります

高齢になると、暑さを感じる力が少しずつ低下すると言われています。

そのため、室温が高くても、「まだ暑くない。」と思われる方もいらっしゃいます。

その結果、エアコンを使うタイミングが遅れ、体への負担が大きくなることがあります。

理由② のどの渇きを感じにくくなります

高齢になると、のどの渇きを感じにくくなることがあります。

そのため、「のどが渇いたから飲もう。」では遅くなることがあります。

普段から、少しずつこまめに水分をとることが大切です。

理由③ 体温を調節する力が弱くなります

私たちの体は、暑くなると汗をかいたり、皮膚から熱を逃がしたりして、体温を一定に保っています。

高齢になると、こうした体温を調節する働きが少しずつ弱くなることがあります。

そのため、若い頃と同じように過ごしていても、体に熱がこもりやすくなり、熱中症になりやすくなると言われています。

理由④ 暑さを我慢してしまうことがあります

高齢の方の中には、

  • まだ暑くない。
  • エアコンはもったいない。
  • 冷えすぎるのが苦手。

と言われる方もいらっしゃいます。

その結果、室温が高くなっていても、エアコンを使わずに過ごしてしまうことがあります。

ご家族から、

  • 少しだけつけてみましょう。
  • 涼しくなったら消しましょう。

など、ご本人の気持ちを尊重しながら、無理のない声掛けをしてみましょう。

こうした日頃の声掛けも、熱中症予防につながります。

ご家族だから気付ける小さな変化があります

高齢の方は、「大丈夫。」と言われることも少なくありません。

でも、例えば、

  • いつもより元気がない
  • 食欲がない
  • いつもと様子が違う
  • 水分をあまり飲めていない

など、小さな変化は、毎日接しているご家族だからこそ気付けることがあります。

「少し気になるな。」と思ったら、早めに様子を見たり、必要に応じて医療機関へ相談したりすることも大切です。

今日からできる熱中症対策

特別なことをする必要はありません。

例えば、

  • エアコンを無理なく使う
  • 室温を温度計で確認する
  • のどが渇く前から少しずつ水分をとる
  • 汗をかいたら着替える
  • 暑い時間帯の外出は無理をしない

こうした毎日の小さな心掛けが、熱中症予防につながります。

衣類も暑さ対策のひとつです

夏は汗をかきやすいため、着替えやすく、汗をかいても快適に過ごせる衣類を準備しておくと安心です。

施設で生活されている方は、洗濯や乾燥機を使用することも多いため、乾燥機対応の衣類も役立ちます。

汗をかきやすい季節は、綿100%の肌着を洗い替えに用意しておくと安心です。

夏の洗い替えにおすすめの肌着

衣類で迷ったら、せたがや介護へ

せたがや介護では、

  • ご本人のお身体の状態
  • 施設やご自宅での生活
  • 着替えやすさ
  • 洗濯や乾燥機の使用状況

などを伺いながら、その方に合った介護衣類をご提案しています。

お気軽にご相談ください。

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まとめ

高齢になると、

  • 暑さを感じにくくなる
  • のどの渇きを感じにくくなる
  • 体温を調節する力が弱くなる

など、若い頃とは体の働きが少しずつ変わってきます。

そのため、ご本人が「まだ大丈夫。」と思っていても、熱中症になってしまうことがあります。

だからこそ、毎日の小さな変化に気付き、無理なくエアコンを使ったり、こまめな水分補給を心掛けたりすることが大切です。

ご家族の「今年の夏も元気に過ごしてほしい。」という気持ちが、何よりの熱中症対策につながります。

※本記事は2026年7月時点の一般的な考え方をもとに作成しています。持病や体調に不安がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。

参考・出典:厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料」、環境省「熱中症予防情報サイト」