「最近、紙パンツを使うようになったのですが、今までと同じサイズで大丈夫ですか?」

これは、せたがや介護でもよくいただくご相談の一つです。

紙パンツを使用するようになると、今まで着ていたズボンが急に窮屈に感じたり、上げ下ろしがしづらくなったりすることがあります。

そのため、紙パンツを使用されている方の衣類選びでは、普段とは少し違った視点が大切になります。

なぜサイズが合わなくなるのでしょうか?

紙パンツや尿取りパッドを使用すると、お腹まわりやヒップまわりのボリュームが増えます。

そのため、

  • ウエストがきつい
  • お尻まわりが突っ張る
  • ズボンの上げ下ろしがしにくい
  • 座るとお腹が苦しい

といったことが起こりやすくなります。

特に施設入居後は、長時間椅子や車椅子に座って過ごす方も多いため、

「立った状態では問題ないけれど、座ると苦しい」

というケースも少なくありません。

サイズを選ぶ時のポイント

紙パンツを使用するようになったからといって、必ずワンサイズ上げる必要はありません。

今までのズボンを履いて、お腹やお尻まわりに窮屈さがなく、座ったときにも苦しくなければ、まずは同じサイズで問題ない場合もあります。

一方で、お腹やお尻が窮屈になったり、上げ下ろしがしにくくなった場合は、ワンサイズ上を検討するだけでなく、股上の深さやお尻まわりのゆとりなど、ズボンそのものの形も確認してみましょう。

お腹まわりだけで判断しない

紙パンツを使用されている場合、お腹まわりだけでなくヒップまわりのゆとりも大切です。

ウエストサイズだけを見ると入るように見えても、実際にはお尻まわりが窮屈なことがあります。

座った状態も確認する

施設生活や車椅子生活では、座っている時間が長くなります。

試着できる場合は、立った状態だけでなく座った状態も確認してみてください。

  • お腹が苦しくないか
  • 背中が出ないか
  • 太ももが突っ張らないか

を確認することが大切です。

サイズだけでなく、ズボン選びも大切です

紙パンツを使用されている方は、

  • ウエスト総ゴム
  • 股上が深い
  • お腹まわりにゆとりがある

といった特徴のズボンが快適な場合があります。

同じサイズ表記でも、衣類によって着心地は大きく異なります。

股上が深いズボンを探している方へ

せたがや介護では、紙パンツをご使用の方や、長時間座って過ごされる方から、

  • 「お腹が苦しくない」
  • 「背中が出にくい」

とご好評いただいているズボンもご用意しています。

例えば、

  • 腰すっぽりらくらくパンツ
  • 総ゴムパンツ

などは、股上が深く、お腹まわりにゆとりを持たせた設計のズボンがあります。

紙パンツをご使用の方におすすめのズボン

実際によくあるケース

CASE

80代女性・身長145cm・紙パンツをご使用・施設で過ごされている

  1. 以前はMサイズを着ていましたが、施設入居後に紙パンツを使用するようになり、「ズボンを履くとお腹が苦しい」「座るとウエストが食い込む」とお困りでした。
  2. そこで、サイズをMからLへ見直し、あわせて股上が深く、お腹やお尻まわりにゆとりのあるタイプのズボンに変更しました。
  3. その結果、着替えもしやすくなり、ご本人様にもご家族様にも喜んでいただきました。

ただし、紙パンツを使用されているからといって、必ずワンサイズ上げる必要があるわけではありません。今までのサイズで窮屈さがなければ、そのままのサイズで問題ない場合もあります。

迷われたらご相談ください

紙パンツを使用されている方のサイズ選びは、

  • ご年齢
  • 身長
  • 体重
  • 車椅子の有無
  • ご本人で着替えるかどうか

などによって変わります。

そのため、同じMサイズの方でも、おすすめする衣類が異なることがあります。

私たちもご相談を受ける際には、

「紙パンツを使用しているからワンサイズ上」

といった単純な考え方ではなく、ご本人様のご様子を伺いながら一緒に考えています。

  • 「このサイズで大丈夫かな?」
  • 「母に合うズボンが分からない」

そんな時は、お気軽にご相談ください。