防水シーツについては、
- 種類が多く、どれを選べばよいか分からない
というお声をいただくことがあります。
防水シーツは、サイズや素材、乾燥機対応の有無など種類が多く、初めて選ぶと迷いやすい介護用品のひとつです。
使いやすい防水シーツの選び方を、当店の作業療法士監修のもとご紹介します。
部分防水シーツは「必要な範囲をカバーできる大きさ」が使いやすい
老人ホームなどで多く使われているのは、ベッド全体を覆う全面タイプよりも、身体の中央部分をカバーする部分防水シーツです。
目安としては、仰向けに寝たときに胸の下あたりから膝あたりまでをカバーできる大きさが使いやすいでしょう。
失禁量が多い方などは全面タイプを使用することもありますが、全面タイプには、
- 洗濯物が大きくなる
- 乾くまでに時間がかかりやすい
- 一部分だけ汚れても、シーツ全体を洗う必要がある
といった負担があります。
必要な範囲だけをカバーできる部分タイプは、日々の洗濯や交換がしやすいというメリットがあります。
施設で使うなら「乾燥機対応」かも確認
高齢者施設では、洗濯後に乾燥機を使用する場合があります。
そのため、防水シーツを選ぶときも、乾燥機に対応しているかを確認しておくと安心です。
せっかく用意しても、施設の洗濯方法に合わなければ使いづらくなってしまいます。
施設によって洗濯方法は異なるため、購入前に、
- 防水シーツは乾燥機にかけますか?
と確認しておくことをおすすめします。
寝返りや起き上がりが不安定な方は「表面の素材」も大切
防水シーツは、防水性能やサイズだけでなく、身体に触れる表面の素材にも注目したいです。
ご自身で寝返りや起き上がりをスムーズに行える方であれば、滑りやすさについてはそれほど神経質にならなくてもよい場合があります。
一方で、
- 寝返りがやっとできる
- ベッドからの起き上がりに時間がかかる
- 起き上がりの練習やリハビリをしている
- 座位になるまでの動作がまだ不安定
といった方の場合は、滑りやすさが気になるスムース生地は避け、比較的滑りにくいパイル素材を選ぶことをおすすめします。
防水シーツの表面が滑りやすいと、起き上がる際に身体が滑ったり、バランスを崩したりすることがあります。
ベッドからの転落につながる可能性もあるため、起き上がりが不安定な方は素材選びにも注意が必要です。
防水シーツを選ぶときに確認したい3つのこと
防水シーツを選ぶときは、まず次の3点を確認してみてください。
- どの範囲をカバーする必要があるか
- 施設で乾燥機を使用するか
- ご本人が寝返りや起き上がりをどの程度できるか
失禁量が多いのか、部分的な防水で十分なのか。
施設でどのように洗濯・乾燥するのか。
そして、ご本人がベッドの上でどのように身体を動かしているのか。
こうした点を一つずつ確認すると、その方に合った防水シーツを選びやすくなります。
その方の暮らし方に合うものを選ぶ
大きくて全面を覆える防水シーツが、必ずしもすべての方にとって使いやすいとは限りません。
必要な範囲をしっかりカバーしながら、洗濯や交換のしやすさ、乾燥機対応、そしてご本人の動きやすさまで考えることが大切です。
せたがや介護では、衣類だけでなく、施設での暮らしについて「何を選べばいいか分からない」というご相談もいただいています。
施設入居時の準備で迷われることがありましたら、店頭・お電話・LINEでお気軽にご相談ください。
ご本人の身体状況や施設での生活環境を伺いながら、一緒に考えていきます。
LINEで気軽に相談する監修:せたがや介護 作業療法士



